住まい手さまから最初にいただいたのは、「デザインのかっこよさも欲しいけれど、家族が安らげる、冷たい印象にはしたくない」という想いでした。無機質になりがちなガルバリウムの外観にも、あたたかみのある表情を持たせたいというご希望が、この住まいづくりの出発点です。
そこで私たちは、マットブラックのガルバリウムに無垢のレッドシダーを組み合わせる外観デザインをご提案しました。シャープさの中に木のぬくもりがやさしく重なり、時間とともに味わいを深めていく、表情豊かな佇まいが生まれました。
室内は廊下や壁を最小限に抑え、ワンフロアのLDKを中心にレイアウト。中庭から差し込むやわらかな光が、ヴィンテージ家具や素材の表情を引き立て、整えすぎなくても絵になる、心地よい空間をつくり出します。
木の香り、床の足ざわり、家族の気配がゆるやかに重なり合う空間。「かっこよさ」と「あたたかさ」が自然に共存する、心からくつろげる平屋の住まいです。






